2024/03/24(日) 08:00 0 3
取手競輪で21日、「ウィナーズカップ(GII)」が開幕。最終日は2Rまでが一般、3Rから5Rが選抜、6〜8Rが特選、9Rにガールズケイリンコレクション、10〜11Rが特別優秀、そして12Rが決勝となっている。ここでは最終日の全レースを紹介する。
3日目の3連単払い戻し平均額は36,718円(初日24,409円、2日目40,972円)。最も荒れたのは3Rの185,600円 だった。最終日はすべてのレースが四分戦かコマ切れ戦で、波乱が起こりそうだ。
1Rは四分戦。点数上位は3日目から補充参戦の岡村潤。3車の南関ラインが中心になりそう。橋本壮史と佐藤礼文の地元コンビが奮起するか。
2Rはコマ切れ戦。北は自力選手の坂本貴史と飯野祐太が並ぶ。3車となった関東ラインの3番手はこの日から補充の磯田旭で、近藤隆司と久島尚樹は単騎に。
3Rもコマ切れ戦。初のビッグに挑んでいる大川剛は3日目に2着と初の連対。3日間バックを取る走りでアピールしており、後ろを回る新山将史に展開向くか。
4Rは四分戦。3日目3着で今節初の確定板に載った吉田有希は、地元の総大将・武田豊樹に任され積極策に出るか。松本秀之介と松岡貴久の熊本コンビも強力。
5Rは四分戦。栃木の橋本瑠偉に千葉の和田健太郎と近藤保が付ける。和田と岩津裕介は3日目に今節初白星をゲットしており、流れに乗りたい。
6Rも四分戦。福永大智-南修二-稲川翔と盤石の大阪トリオがレースを優位に進めそう。3日目1着の佐々木悠葵は一矢報いることができるか。
7Rはコマ切れ戦。点数上位は東口善朋だ。3日目に落車した皿屋豊と佐藤和也は最終日も出場を決断したが、状態面が気になるところ。
8Rはコマ切れ戦。特選スタートの北津留翼に小岩大介と瓜生崇智が付ける九州3車が中心か。初日1着の和田真久留は福島の渡部幸訓と連係。
9Rはガールズケイリンコレクション。点数上位の石井寛子は前場所完全Vで乗り込む。1か月の欠場から復帰したばかりの児玉碧衣はまだ本調子とはいかない様子だが、“最後のコレクション”を飾れるか。
特別優秀10Rは四分戦。S班・佐藤慎太郎は岐阜の志田龍星に付ける。今節2勝を挙げている寺崎浩平は山田久徳とのタッグで最終日も白星を狙う。
特別優秀11Rも四分戦。S班の新山響平は竹内智彦と連係。南関は点数上位の松井宏佑を先頭に、近況好調の松谷秀幸、ベテラン新田康仁と3車ラインを形成。諸橋愛は単騎で挑む。
12R決勝は全員が自力を持つ難解なレースに。唯一3車となった近畿の先頭・窓場千加頼はS班2人を背負って気合十分。二度目のビッグ決勝となった北井佑季はS班深谷知広と連係しVを狙う。年明けから勢いある清水裕友や単騎勢も応戦し、まくり合戦になりそう。