2024/03/22(金) 20:00 0 10
一次予選は後方に置かれ捲りを併され9着となった取鳥。2日目は島川将貴と別線で単騎となったが、捲りを決めて今節1勝目を挙げた。初日はらしくなかっただけに話を聞いてみると「調整がうまくいかなかったのか、初日は体がフワフワしていた。前を取ってカマそうと思っていたので、いつも通りの感じで踏んだらスカスカして車が出なかったんです」と話す。
「バンクコンディションは初日の方が良かったんです。1日経って、2日目はバチッとハマった感じです。それを初日に出せてれば良かったんですけどね。その辺りの調整方法はこれからの課題かなと思う」とこれからの課題も見つかったようだ。
初日は勝ち上がり失敗となったが、近況は右肩上がり。それでも取鳥は満足とはいかないようで「自分の感覚は今までと変わらないし、ただ点数だけ上がっている。点数を上げたいとは思っていたけど、まだまだですね。点数と自分の感覚がバチッとハマってくれると、GIの決勝だったりが見えてくると思うんです」と現状には満足をしていないものの、先を見据えていた。
自身で「自分は勝つか負けるか(苦笑)」と言っているが、思い切った走りは取鳥の魅力。まだまだ伸び代を秘めている取鳥にこれからも注目していきたい。(アオケイ・宮本記者)