2024/03/21(木) 08:00 0 0
取手競輪で21日、「ウィナーズカップ(GII)」が開幕。初日は9Rまでが一次予選、10Rから12Rが特別選抜予選となっている。特選各レース上位3名が“準決勝フリーパス”の2日目メイン「毘沙門天賞」に進み、特選4〜9着と一次予選各レース上位4名が二次予選へ進む。ここでは初日の全レースを紹介する。
1R1番車は地元期待の若手・吉田有希。レースは四分戦で、点数上位の東口善朋は窓場千加頼の番手。北のベテラン内藤宣彦は単騎のレースに。
2Rも四分戦。点数上位の和田健太郎は積極型の青野将大に前を任せる。中部は青野とバック数で並ぶ志田龍星を先頭に3車連係。
3Rも四分戦。関東は黒沢征治を先頭に3車ライン、点数上位の松谷秀幸は大石剣士に前を任せる。徳島の島川将貴と大分の小岩大介がタッグ。
4Rも四分戦。関東はバック数18と圧倒的な森田優弥を先頭に3車ライン。競走得点110点台と上位の永澤剛と隅田洋介はいずれも番手戦に。
5Rは三分戦。中近3車の番手に点数上位の南修二。2場所連続完全Vと好調の佐々木悠葵には、渡部幸訓と近藤保が東日本で連係する。
6Rも三分戦。岡山コンビが点数上位で取鳥雄吾-岩津裕介の後ろに瓜生崇智が付く3車ライン。その他はレース巧者の山田久徳、地元の積極型・橋本壮史がラインの先頭。
7Rは四分戦。点数上位の神奈川コンビ・松井宏佑-和田真久留の後ろに宮城の阿部力也が付く。バック数最多の岩谷拓磨は、阿部将大の番手回りに。
8Rは三分戦。点数上位の寺崎浩平-稲川翔の後ろを志智俊夫が固める中近ラインが優勢。中川誠一郎は伊藤颯馬の番手回りとなった。
一次予選ラストの9Rは四分戦。競走得点110点を超える嘉永泰斗-山田英明の九州コンビが強力。今大会唯一の121期・大川剛は初のビッグレース参戦だ。
ここからは特別選抜予選。10Rは愛媛の佐々木豪が単騎となるコマ切れ戦となった。成長著しい北井佑季には地元の河野通孝が付ける。特選出場予定だった選手の欠場で繰り上がりとなった荒井崇博は北津留翼、佐藤一伸は新山響平との連係とチャンスある位置が巡ってきた。積極型が多く混戦となる可能性も。
11Rは四分戦。この日が誕生日の脇本雄太-古性優作のS班連係に、眞杉匠-坂井洋-鈴木竜士の関東3車が立ち向かう。脇本は状態面の不安を明かしており、現状の力は気になるところ。徹底先行型の野口裕史と近況好調の藤井侑吾は、強敵相手に見せ場を作りたい。
初日メインとなる12R特選は四分戦。犬伏湧也-松浦悠士-松岡貴久の3車ラインが優勢か。深谷知広-佐藤慎太郎は連係実績あるS班タッグ。岐阜は若手自力型2人が連係し、橋本優己-山田諒の並び。関東勢は成長株の橋本瑠偉-小林泰正のコンビで格上に挑む。