初日は下条未悠ににらみを利かせながら、打鐘過ぎから出切り先行体勢に入ったが、直線では粘りを欠き戸田瑞姫に交わされて2着。1月岐阜から欠場続きの復帰戦を白星で飾ることはできなかった。

　レース後はあまりにも疲労困憊でへたり込むほどで、それほど復帰戦は激しくタイトだった。

「脚を戻す意味でも長い距離を踏みたかったんです。実際に駆けたけど踏み直す脚が無かったです」と思い描いた通りにはいかず苦笑いした。

　とはいえ、初日に1走して修正ポイントは把握した。

「ここもやるしかないですね。長い距離を踏んでしっかり動きます！」

　2日目も絶対的な人気を集めることは必至。パワー全開のレースで軌道修正を図る。(netkeirin特派員)