2024/03/04(月) 16:30 0 1
かつて先行職人として名を馳せた引地正人が転換期を迎えている。
「あと2、3か月くらいで今後の方向性を定めたいと思っています」
強地脚を生かした先行力がウリの選手だが、近況は位置取りにこだわるレースも見せている。
「気づいたら競走得点が70点台まで落ちてしまった。これには自分もビックリ(苦笑)。まだ自力でやれないこともないけど、勝てる数は確実に減ってきたので。この前は外からキメにいったし、あんな動きも意外とやれないこともないのかなって。自力でやるのか、位置取り重視にするのか、人の後ろを勉強するのか。今後どうするのかをしっかり考えていきたいと思っています」
とはいえ初日は引地の先行一車とも言える構成。
「僕の番組ですかね?(笑)。期待されると気持ちも入るし、なんとかそれに応えられるように頑張りたい」と大駆けをもくろんでいる。
ここで動いて結果を出し、自信を取り戻せば、再び自力メインで戦っていきそうだが、逆にダメならモデルチェンジを強く意識する可能性も。ともあれ今後を占う大事な一戦となりそうだ。(netkeirin特派員)