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【佐世保競輪・ナイター】山口泰生「あの時の小倉の経験を生かせました」

2024/02/28(水) 22:45 0 6

佐世保競輪場のナイター「能登半島支援 CTC杯(FI)」は29日、2日目を開催する。初日10RのS級予選を走った山口泰生に話を聞いた。

竹内とのラインを機能させることに専念した山口泰生

 竹内雄作の打鐘過ぎ先行に乗ったが、最後の最後に岡崎智哉の強襲を浴びて3着に。竹内が押し切っているだけに「雄作がカカっていたしもう岡崎君は来ないと思った。要所、要所で修正しなければいけないところがある」と反省点が口をついた。

 それでも、このレースは追込選手としてシビアな面を押し出す動きがあった。それは最終ホーム竹内のカマシに乗った際、岡崎を締め込んで車を下げさせたプレー。

「今年の1月の小倉で貴志(修己)君に付いた際、今日と似た場面があって。磯島(康祐)君を締め込まず、前について行くだけだったら、そのあとに復活されて内からどかされたんです」

 追込選手は常にきめ細やかな動きが要求され、どんな時も気が抜けない。一瞬の油断によりラインが崩壊することだってある。だから「余裕がある時にキメ込んで相手を引かせる。あの時の小倉の経験を生かせました。あのままだったら岡崎君が粘っていただろうし、僕もダメになったし雄作も2着に沈む」と失敗を糧とし竹内とのラインを機能させることに専念した。

 2日目準決10Rは中釜章成志智俊夫の3番手。出足いい中釜のスピードに食い下がり、ここも仕事に徹する。(netkeirin特派員)

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