2024/02/23(金) 22:00 0 4
満を持して臨んだ地元戦。初日から出し惜しみのない仕掛けで渡部らしさを全開に出すレースだった。最後はピタリと追走していた飯田風音に差されて2着に終わったが、直近54点を超える実績上位の吉岡詩織を先まくりしており十分に評価に値する内容だった。
「本当なら吉岡さんの後ろにいながらと思ったけど、バックを踏みたくなかったので仕掛けました。次につなげられれば」と2日目以降に目を向けた。
勝負は2日目だ。渡部の目標のひとつに「地元で決勝に乗ること」がある。松山はここまでルーキーシリーズを含めて4場所走っているが、まだファイナル進出がない。「選手になってから目指していたしぜひ乗りたいです!」と目を輝かせている。昨年9月からここまで9場所続けて決勝に勝ち上がっており、充実ムードのただよう今節は大いにチャンスがありそうだ。(netkeirin特派員)