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【立川競輪・モーニング】決勝は松田昂己と神尾敬冬で123期ライン形成も番手は片折勇輝がジカ競り

2024/02/02(金) 15:00 0 2

立川競輪場のモーニング競輪「サンケイスポーツ杯モーニング7(FII)』は2日に2日目を迎えた。7RのA級チャレンジ決勝で123期の同期ラインを形成した松田昂己神尾敬冬に話を聞いた。

折角なので笑っていない表情をリクエストしたが『いつもどんな表情をすれば良いのか…』と困惑していた

 決勝に勝ち上がったのは中野真吾井上将志中園朋亨片折勇輝の福岡トリオで九州が4人。先行貫く増成富夫も勝ち上がり、松田昂己神尾敬冬は地区的にも一人となった。九州勢が多く勝ち上がったため、単騎同士ではキツくなる。ということもあり最終的に松田-神尾の並びに決定した。

 ただ、123期同士で並ぶならと片折勇輝が別線を選択し、松田の番手にジカ競りを決めた。ヨコもできる片折が番手を主張したことで神尾は不安がっていたが、同あっせんの同期達が一生懸命背中を押していた。

 先頭を走る松田は「九州に4車並ばれたらさすがにキツい。後ろは競りになったけど、なかなか同期と連係できる機会もないと思うので。自分が前での同期連係は同県の松崎広太さんと埼玉の吉田晏生さんの2人。2人とも自分の番手で1着を取っていました。自分はダッシュがないし、持ち味を生かせるように走る。着に絡めるように頑張りたい」とコメント。

終始『どうしよう』と不安がっていた神尾敬冬

 対する神尾敬冬は「単騎なら何回かあるけど、番手戦は初めて。正直、番手で何をすればいいのか分からない…(苦笑)。不安しかないけど、まずはお客さんの車券に貢献出来るように。そして、落車をしないように無事に走り切りたい。番手としての役割を果たせるように。もちろん、優勝出来るように頑張ります!」と不安な表情を見せながらも最後は気を引き締めていた。

レース後には同期が自然と集まり和気あいあいの様子も(手前から松田昂己神尾敬冬鈴木康平岡本翔)

 ちなみに松田昂己は先輩達や養成所の先生からも「いつもニコニコしている」と言われているくらい、常に表情がニコやか。話していると少々天然っぽい感じを受けた。対する神尾は皆から『何をするのか同期でも分からない』と言われている不思議君で自由奔放なイメージだ。ちぐはぐな印象の2人だが、連日見ている感じ仲は結構良さそう。番手は競りで一筋縄とはいかないみたいだが、意外といい相性を見せてくれるかもしれない。(アオケイ・宮本記者)

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