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【いわき金杯争奪戦】山口拳矢と山田庸平が大激戦の二予6Rを振り返る

2024/01/26(金) 15:45 0 7

いわき平競輪の「開設73周年記念・いわき金杯争奪戦(GIII)」は26日、2日目を迎えた。6Rの二次予選に出場した山口拳矢山田庸平に話を聞いた。

「脚の感覚は悪くない」と話した山田庸平

 二次予選6Rは超の付く大激戦だった。S級S班の山口拳矢、絶好調の山田庸平、目標アリの地元・小松崎大地など、他のレースなら本命になるような選手がズラリと顔をそろえた。そんな一戦を制したのは、中団まくりを決めた山口をゴール前で交わした皿屋豊だった。

 スタート牽制が入り、1番車のS班山口が腹をくくって誘導を追い掛けた。「(前受けは)一番イヤだった」が、北勢を受けてうまく中団キープに成功。「結果的に前受けで良かった」

 2角からスパートすると「すんなりすぎてちょっと迷いながら(仕掛けた)だったけど、踏んだ感じ小松崎さんを超えられると思った」と、番手まくりで応戦してきた小松崎の上を乗り越えて皿屋と見事にワンツー。S級S班の面目を保った。

 一方、一番人気に推された山田庸平は中部勢のまくりを追う形で3着。「今日は積極的にいくつもりだったので(スタートを我慢して)拳矢君ラインの後ろから行こうと。でも結果的に何もできなかったし、それなら前を取るべきでした。仕掛けていける所は何度かあったけど、前に小松崎さん、拳矢君がいたので見てしまった」とレース後は反省の弁。

 それでも「脚の感覚は悪くない」とのことで、準決こそ納得の走りで結果も出してくれるだろう。(netkeirin特派員)

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