2024/01/23(火) 21:00 0 13
今節のS級S班は古性優作、脇本雄太、新山響平、佐藤慎太郎、山口拳矢の5名が参戦。4月30日から日本選手権(GI)も控えており、その前哨戦とも言える。まず、初日特選の想定メンバーから。近畿は逆並びは考えづらく、普通に脇本雄太に古性優作。北日本はシンプルに新山響平、新田祐大、佐藤慎太郎、渡部幸訓。九州は嘉永泰斗に山田庸平。そして山口拳矢は単騎戦になる。本命は古性優作で、2段駆け態勢なら新田祐大。穴で嘉永泰斗に乗る絶好調の山田庸平。単騎の選手が好きな人は山口拳矢からだろう。
各選手の今年に入ってからの成績を振り返ってみたい。古性優作は和歌山記念で準パーフェクトのV。2着はロングの仕掛けで、地元の東口善朋に差された1回。大崩れもなく、ワッキーの後ろと言うのが、どう出るかだけ。
そのワッキーは体調不良で大宮記念の3日目から欠場。二次予選も抜群のタイムであり、持病の腰痛でなく、そこまで心配する必要はないだろう。
新山響平は和歌山記念を欠場して、これが今年の緒戦。走るスタイルにブレはなく基本は突っ張りか引いてのカマシ。
番手の新田祐大は初日が38歳のバースデー。グランドスラマーだが地元記念の美酒は味わっていない。この大会は山崎芳仁と伏見俊昭が強かったからだ。
本人は悲観していないが、佐藤慎太郎の出来も問題。ムードメーカーであり、司令塔の存在。今月、3本目の競走で、中2日でレースが続いている。
嘉永泰斗に乗る山田庸平は、玉野GIIIを完全優勝。前回の立川FIも自分でやり完全優勝と乗れている。直線の長いバンクだし有利だ。今の勢いがあれば、来月9日からの岐阜全日本選抜を獲ってしまいそうだ。
山口拳矢は、昨年後半は全く良くなかった。ダービー王の称号は一生付きまとうし、試練の1年になる。
一次予選は若手の自力型が多く、二次予選で、どこまで特選シード組に迫れるかだ。山崎芳仁と小松崎大地も地元で番組に恵まれそうで、優出しそうだ。