2024/01/22(月) 19:30 0 4
菊池岳仁と後藤悠の2分戦。懸命にスタートを取った後藤が前受け。菊池が打鐘を目掛けて仕掛けると、後藤が飛び付いて粘る。菊池の番手を金子幸央が死守するも、3番手の古川尚耶は竹山陵太に捌かれてしまう。最後はゴール前で金子が菊池を交わしてワンツー。切り替えた竹山が3着。
金子は「前からの作戦だったけど、後藤君にスタートを取られてしまった。十中八九、(飛び付かれて)ああなるかなと(苦笑)。耐えるしかないし、何とか凌げた。番手回りが久々だったけど、粘られて凌いで抜けているし、僕の中では最善のレースができたと思う。2車単1番人気(1.8倍)? 最後は地元の意地で抜いた。前回の和歌山記念は胃腸炎で欠場です。一走して状態面は問題ないですね」と人気に応えて好スタートを切ってみせた。
準決勝は11レースに登場。新鋭・山口多聞に金子、吉澤純平の関東は3人ライン。
吉澤は「記念の初優勝(16年豊橋)は金子君に獲らせてもらったし、いつも世話になっているので。僕は3番手で前の2人をアシストします」と並びの経緯を明かした。
別戦には金ヶ江勇気に乗れる中本匠栄や総力戦の阿部力也と実力者揃い。ここは3人ラインを生かす山口が主導権取りに意欲を見せそうだし、金子、吉澤が展開有利に抜け出してマッチレースに持ち込みそうだ。(アオケイ・八角記者)