2024/01/16(火) 16:30 0 32
今節のS級S班は眞杉匠が練習中の落車で欠場して、佐藤慎太郎が中2日で緊急参戦。他にグランプリ覇者の松浦悠士、清水裕友、深谷知広の名前が入っている。
S班の選手を中心と見る手もあるが、ホームバンクの郡司浩平が、当記念の4連覇を目指す。前回は松浦悠士と同着の優勝だったが、地元記念は絶対的な強さを見せている。今年は岸和田FIから始動して完全優勝。出来も申し分なく、自然と周りが郡司浩平を盛り立てる。メンバー的に4日間、番手のレースになり、深谷知広、北井佑季、渡邉雄太と目標には事欠かない。今年のグランプリは静岡での開催。今の深谷知広なら2年連続してのグランプリ出場は濃厚。GI覇者になり、地元の大舞台で男になりたい。昨年1月の大宮記念で郡司浩平に乗り優勝。あれが、ひとつのターニングポイントになった気がする。
北井佑季は記念だけでなく、GIでの活躍も見込める。突っ張りだけでなく、狙っての捲りや、単騎のレースも苦にしなくなった。郡司浩平がヨコの動きを派手にやる展開なら、逃げ切りの優勝も可能だろう。
鉄人・松浦悠士は、グランプリで究極の勝負をして、ここからの始動。さすがに大宮記念は疲れが出たのか、欠場した。グランプリの切り替えは賛否両論あるが、これで清水裕友との関係にヒビが入るとは思えない。今年も前後の入れ替えはありそうで、今節の並びにも注目したい。
佐藤慎太郎は、これが終わり、中2日で地元いわき平記念を迎える。レースがトレーニングになると言っており、タフネスぶりを発揮する。年齢的に上積みはなくとも、急激な衰えもないだろう。渡邉一成との連係を基本に、南関の機動型の後ろを番組マンが用意しそう。
関東は佐々木悠葵に諸橋愛の上越勢。中部は厳しく、近畿は稲川翔が孤軍奮闘。中四国は太田竜馬の復活が鍵で、九州はビックネームが不在。
地元は松谷秀幸が乗れている。佐々木龍も、マーク屋として、ランクアップさせたい。福田知也も番組には恵まれる。2班からの決勝想定メンバーは不在で、特選シード組が中心の大会となる。