2021/06/22(火) 09:00 0 3
先日行われた高松宮記念杯は宿口陽一の『GI初優出・初優勝』で幕を閉じたが、今回の名古屋F1に参加している片折亮太も兄貴分の快挙を自分のことのように喜んでいた。
「決勝は山信田学さんと2人で見ていて、やったよー! マジかー! って、めちゃくちゃ盛り上がりました。普段から一緒に練習している先輩がGIを取るなんて本当に不思議な気分。この間までは平原康多さんのお古の赤パン(SSの赤パンツ)をふざけて穿き合っていたのに、これからはそういうことも出来なくなるのかな(笑)」。
決勝のレースについて話を振ると、「後ろが陽一さんだからヨシタク(吉田拓矢)も一発狙うレースが出来たんだと思う。もし後ろが平原さんだったら、ああいう走りにはなっていないし、先行争いに参戦していたはず。そういった意味では、ヨシタクは後ろが陽一さんでよかったし、陽一さんにとっても前が『狙っていい』ヨシタクでよかった。全ての流れが2人に向いて、それがピタッと嵌まった感じですね」と片折ならではの視線で解説。
この開催が終わるとすぐに宿口と顔を合わせることになると思うが、その時になんて言うの? と聞いてみると、「心から祝福できる先輩だし、おめでとうございます! って真っ先に言うでしょう。宮杯に行く前に勝ったら焼肉をご馳走してくださいと頼んでいたし、それもきっちりお願いします。あ、あと、いきなり大金を持って変な欲が出ていると思うし、無駄遣いはダメですよ! って注意しながらしっかり監視もしていきます」と笑わせた。(netkeirin特派員)