2024/01/14(日) 16:00 0 1
出足のいいカマシ、まくりは魅力が詰まっているが、混戦となると出し切れずに不発、そんな負けパターンを多く見てきた。本人も「力の出し入れ方が下手。技術面、組み立て面が無いし焦って仕掛けると外併走で飛んだり。あとは内に詰まってしまって何もできずに終わったり…」と課題を自覚している。
潜在能力が高いだけにもったいないが、単調なパターンでは競走得点以上の破壊力を発揮して大勝する。それだけダッシュが魅力ということだ。「自分もダッシュの方があると思っていました。でも最近、練習仲間の人たちからは『お前、本当は地脚型だろ?』と言われるんです(苦笑)」と何が何だか悩ましいが、長所を伸ばしていけば次につながるはずだ。
「(今年初戦の)小松島は決勝に乗れなかったのでしっかり乗りたい」と今節も力の限りを尽くして決勝進出を目指す。なお、今節あっせんが一緒の同期、佐藤壮志は高校の1年後輩にあたる。「まだ戦ったことがないし、今節どこかで戦えれば」と対戦を見据えていた。(netkeirin特派員)