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【和歌山グランプリ】慎太郎先生に競りに行った古賀勝大!

2024/01/13(土) 18:15 0 33

和歌山競輪場の「和歌山グランプリ(GIII)」は14日、最終日を迎える。8レースのS級特選を走る地元の古賀勝大に話を聞いた。

準決は飛び付いて佐藤慎太郎と競り合った地元の古賀勝大

 準決は町田太我が、赤板からのぶっカマシを狙うと、佐藤慎太郎の付いた坂井洋が出させない。そして、一緒に踏んでいた古賀勝大佐藤慎太郎に飛び付くイレギュラーな展開になった。

 慎太郎先生に勝負に挑む形になった古賀勝大は「あれは狙っての番手勝負ではない。坂井君が中団取りだと思ったから、出させたくなかっただけ。そうしたら、結果的に慎太郎さんに飛び付く形になった。途中で頭を切り替えて、競り合いに挑んだけど、自分の横の技量の無さを感じました」。

 決め打ちの番手勝負ではなかったが、この意気込みは買える。対する慎太郎先生は「もう完全に引退だな(笑)。あれは結構、脚を削られる。強風で前もスピードが出ていないから、決めるに決められない。だから一旦決めに行っても、またコーナーで復活されるから、横で併走していただけ。この後も川崎記念の追加が入り、その後も中2日で地元記念。走っている方が良い練習になるし、道具にも頼っていかないと」。

 こうやって負けた選手のコメントは大切だし、誤解のないように、選手が思う真実の言葉を伝えていきたい。(町田洋一)

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