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【玉野競輪・ミッドナイト】藤縄洋介「チャレンジも責任感は重い!」

2024/01/05(金) 10:00 0 3

玉野競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は5日、2日目を迎える。4レースのチャレンジ準決勝を走る藤縄洋介に話を聞いた。

チャレンジは人気が被るから責任感は重たいと話す藤縄洋介

 今のミッドナイトの繁栄はガールズの選手達と、チャレンジのおじさん達の頑張りだと思っている。昔のベテラン選手のイメージと言えば、10時からパチンコに行き、合間に、家の近所を軽く乗るぐらい。それが、モーニング、デー、ナイター、ミッドとフル稼働。チャレンジ下位の選手でも、追加、補充を受けまくり、賞金が1700万円の選手もいて逆転現象も起こっている。それ以上に、チャレンジの選手が過酷なのは、S級以上に人気が被る事。2車単で100円台、3連単でも200円台が当たり前だ。

 藤縄洋介は「僕ぐらいの点数があると、付いて行って当たり前、抜いて当たり前のケースがある。だから車券に貢献したい気持ちが誰よりも強い。それが2期連続、失格の要因にもなった。それも、期の最後だし、本当は無理しなくても良いのに(苦笑)。どうすれば良いんですかね…」。

 確かに2億円レーサーも誕生しているが、数万円の日当や手当を期待している選手がいるのも、同じ競輪の世界。こうしたピラミッドで言えば、下の選手が支えているから競輪が成り立っている。

 1人の選手に賭けられる金額は、S級の選手より、チャレンジの点数を持っているベテランの方が多いと言っても過言ではない。ミッドしかやらない新規ファンは、脇本雄太は知らなくても、藤縄洋介は知っていると言うファンがいてもおかしくない。(町田洋一)

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