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【高松宮記念杯競輪】初日と逆! 決勝は番手と3番手が入れ替わった東北ライン

2021/06/19(土) 20:15 0 3

岸和田競輪場で行われている「高松宮記念杯競輪(GI)」は20日に最終日を迎え、決勝戦が行われる。12Rに出走する守澤太志佐藤慎太郎に東北ラインの並びについて聞いた。

「また一から勉強させてもらいます」と謙虚な姿勢の守澤太志

 初日特選では新山響平-守澤太志-佐藤慎太郎の並びとなっていたが、決勝戦は小松崎大地-佐藤-守澤となり、番手と3番手が入れ替わった。
 この並びの入れ替わりについて守澤は「北日本は1つっていう思いがあるので小松崎さんと慎太郎さんが福島同士っていうのはあまり関係ないです。自分の初日があまりにも不甲斐ないレースだったし、今日(準決勝)の慎太郎さんの走りを見て、まだ番手を主張するのは早かったと思っての3番手です。初日に番手を回った事が、今思えば恥ずかしいくらいですよ。追い込みの完成形とも言える慎太郎さんの後ろで、また一から勉強させてもらいます」と今回の並びを説明してくれた。

 一方の佐藤は、守澤のその心情を慮ったのか「俺がわがままを言って番手を主張。そういう事にしておいてくださいよ。その方が俺のキャラにも合っているでしょ(苦笑)」といつも通りの"ガハハ"と笑い飛ばして語ってくれた。

定番の"ガハハ"で場を和ませた佐藤慎太郎

 こういう佐藤慎太郎の後輩をさりげなく気遣うところが、今の北日本を1つにまとめている所以か。日本一元気な44才の佐藤がいる限り北勢の結束は揺るぎがなさそう。松浦悠士-清水裕友ラインに注目は集まるが、北ラインは見逃せないぞ!(アオケイ・渡辺記者)

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