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【玉野競輪・ミッドナイト】今節のレース展望!

2024/01/03(水) 16:30 0 1

玉野競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

安藤直希

 初日特選は安藤直希の実質先行1車。初日が26歳のバースデーで師匠の武田哲二の御前レース。自然と気合も入り、ペース駆けに持ち込む。前期は92点あり、普通ならS級に昇格できる点数をキープしていたが、大垣ミッドの準決失格で、来期もA級のままだ。前期の最終戦の地元向日町は完全優勝を決めており、出来は問題ない。

 中2日の日程だが疲れはないだろう。師匠の武田哲二が予選回りで、初日特選は山田裕哉加藤寛治の中部勢がアシストする。

 清水裕友より天才肌と言われていたのが宮本隼輔。今期は無念のA級落ちだが、このままでは終われないだろう。今年は復活の年にしたいが、脚より気持ちが問題の選手だ。とにかくポテンシャルが高く、GIホルダーになれる呼び声も高かった。

 今野有樹室井竜二の四国勢もS級下がりの選手。今野有樹は捲り屋で、ポツリ、ポツリと一発があった。A級戦なら、ダイナミックな仕掛けも見られそう。室井竜二は、渋いレーサー。今でこそ、優しい眼差しになったが、S級全盛時は人を寄せ付けない威圧感があった。林雄一に競られた経緯から、目標のいない林雄一と同乗して「林雄一のヨコ!」は明言だった。

 予選では池部壮太が前回の小倉で優勝。その前の川崎もピンピンで勝ち上がっており、フロックではない。甲斐俊祐も3場所前の松阪ミッドで完全Vと九州の大砲だ。トレチャンと呼ばれている泉谷元樹もチャレンジの若手相手に力勝負で勝っていた。競走得点は低いし、逆に狙い目だ。

 チャレンジは123期の尾方祐仁櫻木雄太の争い。第3の評価が地元の龍野琳太郎尾方祐仁は優勝も含めて、安定して決勝進出。櫻木雄太は前回の別府で最後の最後で特別昇班に失敗。気持ちの切り替えもあり、ここから再スタート。地元の龍野琳太郎は、予選、準決は人気に応えたい。ベテラン勢では600勝レーサーの増成富夫、福岡の選手会支部長の古閑良介に注目したい。

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