ガールズケイリンは小林優香の独壇場ムード。2日目7Rで小林と対戦した廣木まこが2着に逃げ粘って、補充出走を除けばホームバンクでは5節連続の決勝進出となった。

「優香さんが相手だったので考えながら走りました。行かれたとしても、一気にのみ込まれてしまわないように。もう少し後ろの方がゴチャついてくれたら良かったなぁ。でも2着に粘れたのは良かった。脚の感触は悪くないけど、やっぱり寒いですね」

　最終日はさらに冷え込む予報だ。多くの選手が戦々恐々としていた。

「今日を踏まえて、またしっかり対策を練りたい。決勝も優香さんよりも前でレースを進めないと。力を出し切って頑張りたい」

　小林優香撃破はかなり至難の業ではあるが、積極的に攻めていれば後ろで何かが起こるかもしれない。とにかく前に前に、廣木は攻めの姿勢を崩さない。(netkeirin特派員)