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【ひろしまピースカップ】今節のレース展望!

2023/12/18(月) 19:30 0 15

玉野競輪「開設71周年記念・ひろしまピースカップ(GIII)」は21日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(アオケイ・長谷川編集長)。

新田祐大

 直後にKEIRINグランプリ2023が控えているため、残念ながら、脇本雄太の名前はなくなってしまった。地元に対する気持ちは誰にも負けないし、普通なら松浦悠士も斡旋されるが、さすがにグランプリが中2日では仕方ない。日程のアヤで、S班は新田祐大守澤太志の2名で、この2人が人気になる。

守澤太志

 今月は別府記念、佐世保記念、今大会と強行日程になるが、新田祐大がシリーズを引っ張る。今年は前半戦からヨコの動きを積極的に取り入れ、意外性プラス自在性のニュースタイルがすっかり定着。あの予測不能な走りは新田オリジナルで、他の選手には真似できない。北日本からは新田と同級生の守澤太志も参戦するので、SSとSSの格上連係も見どころのひとつ。その守澤太志新田祐大と共に赤パン卒業になったが、別府記念では自ら捲って優勝。体の使い方や自転車のセッティングなど、独自の方法を見いだしている。来年は怖い守澤太志が戻ってくるはずだ。

河端朋之

 今シリーズは『広島記念in玉野』ということで、この大会にかける思いは広島の選手が一番。特攻隊長は町田太我で、大川龍二池田良才迫開竹内翼と5人のS1戦士が盛り上げていく。また開催地の岡山からも河端朋之晝田宗一郎といった機動型がエントリーされており、個の力では劣るがラインの力で抵抗する。

和田真久留

 松井宏佑和田真久留の神奈川コンビも良い勝負が期待できそう。両者共に良いときと悪いときの差が激しいが底力は十分。特に和田は郡司浩平と同じくらいのポテンシャルと昔から言われているし、ここでしっかり走って、もうワンランク上に行きたい。

 一時期は「タイトルに近い男」と言われた山田庸平も優勝候補の1人。キレキレだった頃と比べて近況はやや物足りないが、捲ったり、捌いたり、変幻自在な攻めで存在感をアピールする。

稲川翔

 タテ型のマーカー稲川翔東口善朋はワッキー不在が痛い。近畿のメンバーを見ても、イナショーが自ら切り開くしかない。

浅井康太

 追加で入った浅井康太も中部の自力型が竹内雄作皿屋豊だけだし、中団からの攻めが基本となる。

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