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【いわき平競輪】デビュー39年の鈴木栄司「最後まで一戦一戦を頑張るだけ」

2021/06/18(金) 09:30 0 2

いわき平競輪場で17日に開幕した「CTC杯アイくるガールズカップ(F2)」。2日目2レースに出走する鈴木栄司に話を聞いた。

“昭和のレーサー“鈴木栄司

 60歳まで現役を続けてきた鈴木栄司。直近も車券に貢献、優出も果たすなどまだまだ戦えてはいるが、代謝制度による引退を覚悟しているようだ。

「39年になりましたね。デビューしてすぐにヘルニアで腰を痛めたが、3年でS級に上がれた。それが再発して30歳でA級に落ちた事はあったが、またS級で頑張れました。G3優勝の記録がある? それは昔の記念はS級とA級に分かれていたから、それのA級のだよ。記念の2着は4、5回あったけど、優勝はできなかったね」。

 現役生活は腰の痛みとの闘いでもあった。「そのおかげで、怪我がない人よりは勉強ができたんじゃないかな。何もなければ何もないで終わっちゃうから。一戦一戦を頑張ってきた結果で今があると思う。今月末にもあっせんがあるし、最後まで同じようにやるだけ」。

「最近は体調が良くても展開が…、展開が良くても体調が…、というのがありますね。5場所前の弥彦(①、④、⑦)の時は両方良かった」。

「加速の所がキツい」と初日は最後方で捲りを追えず離れてしまったが、2日目はチャンスありのメンバー構成。渡辺馨は「先行基本」、石渡英樹は「栄司さんが今期で終わりみたいで。後ろで勉強させてもらいます」と南関ラインが盛り立てる。「体調は良い」ならば、366勝目がありそうだ。(アオケイ・市川記者)

レース後にクールダウンする鈴木栄司。最後まで一戦一戦を頑張る

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