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【九十九島賞争奪戦】松岡貴久「格が上のレースを走れてまずは良かった」

2023/12/15(金) 16:00 0 8

佐世保競輪場の「九十九島賞争奪戦(GIII)」は15日に2日目を開催。7R二次予選を走った松岡貴久に話を聞いた。

「最後は車輪が接触して危なかった」と話した松岡貴久

 立部楓真が先頭に出ると、中団に固執した吉田拓矢久田裕也を念入りに叩き込み真ん中は渋滞となった。こうなったら立部は儲けもので、大胆不敵なペース駆けで連独占を果たした。マークした松岡貴久は思いもよらぬ好展開に上機嫌だ。

「最後は車輪が接触して危なかったが、ぎりぎりを攻めなければ1着が取れないので」と際どい勝負を制し、どうだと言わんばかりの表情だった。

 レース前は初連係の立部が極度に緊張していたそうで、そうなればファニーな松岡の出番だ。「稲吉(悠大)が立部に空気を入れていたけど、オレは『後ろは荒井(崇博)さんじゃないんだから気楽に走れ』と伝えたんです」と珍しく先輩らしいアドバイスで立部をほぐした。

 準決勝進出にまずは一安心。「補充で来た(島田)竜二さんが1着を取って(3日目は)特選を走る。それより格が上のレースを走れてまずは良かった。正規配分の(中川)誠一郎さんなんて選抜に落ちたから、竜二さんより下のレースを走るんです(笑)」と中川の流れ弾感が半端ないが、ひとまず心を落ち着かせた。(netkeirin特派員)

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