2023/12/08(金) 19:45 0 6
補充で2日目から参戦の藤田昌宏が意表を突く先行勝負で場内を沸かせた。目標不在で桶谷明誉に任されたこのレースは、小林稜武、高田修汰が相手の三分戦。中団基本に立ち回るのかと思われたが、なんとジャンで先頭に立つとそのまま先行してしまったのだ。
そして小林、高田の巻き返しを合わせ切り最終2センターを先頭で通過。内を突いた栗田貴徳にすくわれてしまい着外に沈んだが、レース後は多くの選手仲間から「さすがですね」などと称賛の声を掛けられていた。
「いや〜疲れましたよ(笑)。今はレースにいくのが楽しい。良い練習ができているから気持ちも入っている。脚自体は変わっていないから、やっぱり気持ちの面ですね。今日は明誉が任せてくれたので前々に行こうと。ジャンで先頭に立てたのは駆けても良いっていう気持ちがあったからかな。内を空けてしまったのが悔やまれるけど、納得の走りはできたので」
目標がいる時はもちろん、自分で立ち回る番組でもチャンスは十分にありそう。活発な藤田に要注目だ。(netkeirin特派員)