2023/12/08(金) 19:00 0 4
二次予選はフタをされて苦しい展開となった藤井侑吾。最終ホーム手前から捲って行ったが、小倉竜二の牽制もあり捲り切れず6着の結果。準決勝こそ逃したが、後ろを回った浅井康太は伸びての1着に貢献した。
「あそこまで長引くとは思わなかった。態勢を整えるのに時間が掛かってしまいました。無理矢理行ったけど、良い流れは続かなかったですね…」と振り返った。
PIST6での初優勝後に「この流れでまずは準決勝まで進みたい」と言っていたことを思い出す。目標としていた準決勝こそ逃したが、初日は強風の中2車で先行して逃げ切り。二次予選も捲り切れなかったものの、更に強くなっているというのが見て取れた。
浅井も言っていたのだが、二次予選に関しては「藤井に逃げられては…」と警戒されてということ。近況は確実にレベルアップしているし、警戒される展開も多くなっていくだろう。試練を乗り越えた先はまた更なる成長を見せてくれるはず。
3日目のS級特選7Rは、後ろに松岡貴久-牧剛央の九州コンビが付くことになり、力的にも本線に推されてくるだろう。悔しさを晴らすパワフルな仕掛けで別線完封といきたい。(アオケイ・宮本記者)