2023/12/06(水) 17:30 0 21
例年、この時期になるとグランプリに出場する選手は欠場する。今大会も、脇本雄太、清水裕友、眞杉匠が欠場。伊東記念も深谷知広と新山響平が大事を取ったし、佐世保記念や広島記念は日程的にも無理。記念を開催する施行者としては痛いが、選手にすれば大怪我のリスクもある。何年か前の守澤太志が12月の記念を走り、骨折の重傷をおっている。
松浦悠士は「今年はGIの決勝には2回しか乗っていない。ほとんど良いレースがなかったし、これでGPに乗れるのは不思議なぐらい(笑)。結果的に、ここのウィナーズカップの優勝が大きかった。快心のレースと言えば、古性優作君を更に捲った函館サマーナイトの準決ぐらいかな。走るリスクもあるけど、それ以上に得る物も大きいので」。
小倉競輪祭の決勝を振り返ってもらうと「松井宏佑君? お膳立てが揃っても取れないのが競輪。取りたい取りたい気持ちが強いのもあるよね。犬伏湧也君はシリーズを通して自転車が合わなかったと言っていたけど、すぐにS班になれると思うよ。決勝で一緒に闘った太田海也君も経験値さえ積めば、人間的にもタイトルは取れる器。自分もGPは優勝できる様に、ベストを尽くしていきたい」。