2023/12/03(日) 22:15 0 4
代謝回避へあとがない状況に追い込まれている市川博章が、ラインの力で1着をもぎ取った。このレースの南関勢は市川と米倉剛志、戸ノ下太郎の千葉コンビ、そして大ベテランの小林覚がいた。
点数的には米倉-戸ノ下の千葉コンビ後位が市川の自然な位置だが、市川の状況を理解する仲間の了承を得て、米倉-市川-戸ノ下-小林で結束したのだった。
米倉が絶妙なペースで主導権を握ると別線の巻き返しは不発に終わり、最後は市川が番手から抜け出した。
「本当にラインのおかげです。番手を回らせてくれた戸ノ下さんが後ろで仕事までしてくれて…。ラインの力で1着が取れました。最後までしっかり頑張りたいと思います」
代謝回避へはまだ点数を上げなければいけない状況だが、可能性を繋ぐ大きな大きな白星となった。(netkeirin特派員)