2023/11/26(日) 19:30 0 20
2年ぶりのKEIRINグランプリ(GP)出場へ、ほぼ安全圏の位置で今節を迎えた清水裕友。残念ながら二次予選Bで敗退となったが、準決勝でボーダー下位の選手が次々に決勝進出を逃して晴れてGP出場が当確になった(決勝で同着優勝が出ない限り)。
「調子は悪くなかったんですけどね。二次予選(B)が全てですね、はい。GPですか? そうですね、一年で戻ろうという気はさらさらなかった。無理だと思っていたんで。正直、一年で返り咲けるとは思ってなかったですね。中国地区の層の厚さに便乗出来た。自分の力というよりも地区の盛り上がりがあって、たまたまそこにいられた感じですね」
犬伏湧也や太田海也などの台頭があり、番手回りの機会が増えた。四国勢の間に入って準優勝したダービーの決勝は最たる例だろう。ただ、近年は松浦悠士と共に中四国を先頭で盛り上げてきたのも事実だ。今年最後のGIは納得出来る結果を残せなかったが、最後は町田太我マークから自力に転じて最後の最後に待望の白星を挙げた。
「太我が強かったけど、それ以上に寺崎(浩平)さんが凄かったですね。太我があそこまで行ってくれたし、後ろに久保田(泰弘)もいたんで、とりあえず仕掛けてみようと。みんな消耗してたし、(届いたのは)その分ですかね」
なにはともあれ、GP出場が当確になり最後は1着。気持ち良く帰路につけるだろう。
「決勝は(松浦と太田の)中国2人を応援します」
そう言って1着インタビューを締めくくった。(netkeirin特派員)