2023/11/26(日) 10:00 0 2
小倉競輪で開催中のGI「競輪祭」はついに最終日を迎え、決勝戦が行われる。ここでは最終日に行われる各レースの主な出場選手を紹介する。
1Rは四分戦。地元岩谷拓磨に中本匠栄、大塚健一郎が並ぶ九州3車ラインが結成された。北日本渡邉一成、関東宿口陽一、中国原田研太朗の自力戦で1Rから見応え十分のレース展開になりそうだ。
2Rはコマ切れ戦で混戦模様。競走得点最上位の小松崎大地の番手阿部力也にチャンスが巡ってくるか。中国ラインの大川龍二、柏野智典もそろそろ。
3Rは三分戦。なかなかかみ合わないレースが続く犬伏湧也が最終日に本領発揮か。番手に橋本強、3番手に渡部哲男と鉄壁の四国3車ラインを結成した。展開次第で窓場千加頼、椎木尾拓哉の近畿ラインの一発か。
4レースは四分戦、関東が吉田有希、雨谷一樹、神山拓弥の3車ラインを結成し盤石の体制か。谷口遼平に乗る村上博幸の強襲も。▶プロ予想をみる
5レースは三分戦。中四国が松本貴治を先頭に香川雄介、桑原大志と並べば、関東は佐々木悠葵を先頭に杉森輝大、武藤龍生と並び、一騎打ちムードに。
6レースは三分戦。中野慎詞、大森慶一、永澤剛の北日本3車に、橋本壮史、吉澤純平、小林圭介の関東3車のマッチアップか。地元の小川勇介は位置を決めずに切れ目から。
7レースは四分戦。グランプリ出場を決定的にした清水裕友は町田太我の番手戦。良い形で最終日を締めくくりたい。
8レースはコマ切れ。準決勝でまさかの敗退を喫した新田祐大が仕切り直しの一戦。山口拳矢は浅井康太と連係、北井佑季は諸橋愛と連係、取鳥雄吾は阿竹智史と連係し、メンバーは骨っぽい。
9レースは四分戦で、新山響平が登場。他力ではあるがGP出場に望みをつないだ新山。最終戦を白星で締めて決勝の結果を待ちたい。
10レースはコマ切れ。GP出場が途絶えた平原康多、郡司浩平、守澤太志が集結。それぞれがそれぞれの思いを持って鬱憤を晴らす一戦になりそう。
11Rは三分戦。年間最多獲得賞金記録を狙っていた古性優作は無念の準決勝敗退。それでもここは山田久徳の前を回り、グランプリを見据えた強気な走りを見せてくれそう。
12Rはコマ切れ戦。深谷知広の後ろを松井宏佑が志願、願ってもないチャンスが巡ってきた。長らく南関のS班を守ってきた郡司浩平の変わりにS班を受け継ぐことができるか。南修二もGP出場の大チャンス。ここを優勝すれば、GPは近畿3車で強烈なラインに。中国地区の太田海也も同様で、太田がここを獲れば、GPの松浦悠士、清水裕友の優勝確率はグンと高くなる。