2023/11/24(金) 18:15 0 3
今節のいわき平には、パリ五輪を目指し先日のジャパントラックカップIで2冠を達成した窪木一茂が地元2回目の参戦。
初日は赤板で飛び出し、ホームで叩かれる苦しい展開も内で我慢して何とか4着で準決進出。
「悔しいですね。やりようがあったし、もうちょっとできたと思う。相手は格上だったけど、自分もちょっとずつ自信は付いてきているし、もしかしたらやれるかなと思っていたが…。もう1車前で上がりたかった」
「昨日は岡部さんと同部屋でだいぶ話が聞けました。岡部さんには一晩で3日分話したと言われましたよ(笑)。伏見さんには立川で一緒のときがあってそのときにも色々と聞かせてもらいました。オリンピックの過ごし方など、また色々と聞きたい」
ナショナル組の競輪は年内で休止し、来年からは競技に専念。窪木にはとっては伊東記念が最後の模様。そして最終選考は4月。
「競輪を走るからにはひと踏み、ひと踏みを集中して」と競輪にも手は抜かない。
2日目は準決9Rに出走。橋本瑠偉マークを地元勢が選択できる番組構成だったが、窪木は最後まで悩み、「色々と考えた結果、単騎で自力」とコメント。伏見は先行選手としての実績を評価し橋本マークを決断。
どちらも勝ちとレーススタイルを考えた結果の苦汁の選択だ。ただ別線はかなり手強い。激戦レースをどう凌ぐか。(アオケイ・市川記者)