閉じる

【西武園競輪・モーニング】師弟ワンツーを決めた戸邉捺希と藤田竜矢の地元コンビ

2023/11/24(金) 17:15 0 1

西武園競輪場のモーニング競輪「楽天ポイント使えるKドリ杯(FII)」が24日、初日を迎えた。2RのA級予選で師弟ワンツーを決めた戸邉捺希藤田竜矢に話を聞いた。

ちょっとぎこちないが、和やかな雰囲気が見て取れる戸邉捺希(左)と藤田竜矢(右)の師弟ツーショット

 初日は齊藤健人率いる南関勢が押さえ先行。最終バックでは堺文人-川口聖翔の中近勢が中団先捲りの態勢になった。後方捲りは届くのか!? とヒヤヒヤしたが、番手の遠藤勝行の牽制で堺の勢いが止まった。終3角から踏み込んだ戸邉が一気に前団を飲み込み続いた藤田竜也が何とか2着に食らい付く形となった。

「(戸邉が)とにかく強かった。ここで走る選手じゃないね! ワンツーが決まったのは初めてかも」とベタ褒め。

 記念に2人のツーショットを取る際に戸邉から「ワンツーが決まったのは2回目ですよ。前橋で決まったじゃないですか(苦笑)」。藤田「えっ!? そうだったっけ?(苦笑)」という何ともほっこりしたやり取りも繰り広げられた。

 レース後の戸邉は「本当は師匠を連れているし、先行して魅せるレースをしないといけないんだろうけど、自分は捲りの決まり手しかない。ここで先行してしまったら2人して沈んじゃう可能性が高いので…。師匠からは自分が勝つ走りをしてくれればいいと言ってくれたので、それなら自分も勝てて、師匠と決まるように走ろうと思った」と師匠を連れてのレースに緊張の面持ちも見せたが、レース後は安堵の表情を浮かべていた。

 そしてそんな戸邉の準決勝は地元の先輩である尾崎悠生の番手。今年7月の大宮開催で戸邉-尾崎はの連係があったが今回は逆の並び。

「前回は先輩を後ろに付けて何も出来なかった。自分は逃げの決まり手がなくて捲りばっかり。そんな自分が前を走るよりは、徹底先行でやっている先輩に前を回ってもらった方がいいのかなと。番手は不慣れだけど、まずは地元の決勝に上がりたい。3番手に藤田大輔さんが付いてくれるのは大きいし、精一杯頑張ります!」と準決勝に向けて意気込んだ。

 落車から成績が一息の状態が続いていたが、近況は右肩上がりで上昇気配。師匠も含め同県が多く集まる今開催。まずは優出に向けて勝ち上がりを決めたい。(アオケイ・宮本記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票