2023/11/22(水) 17:00 0 5
昨年のガールズGP2着の山原さくらは、「ここを優勝して今年もグランプリへ!」と闘志満々で今大会に臨んだが、初日は尾方真生と踏み合って7着に沈み、この時点でグランプリ出場の可能性が消滅。
「選考順位1位で(7着は)情けない…。最後のチャンスだったのに不甲斐ないレースをしてしまい、お客さんの車券にも応えられなかった。私の競輪祭が終わってしまいました…」と初日後はガックリとうなだれていた。
それでも2日目は、同じく敗者戦回りとなってしまった児玉碧衣との力比べを制して見事に白星をゲット。溜飲を下げるとともにファンの車券にきっちり貢献した。
「1日しっかり気持ちを切り替えて、今日は何が何でも1着を取ろうと。児玉選手にカマされたら勝機がなくなると思ったし、前のレースの奥井(迪)さんの走りを見て私もすかさず仕掛けようとホームで行きました。このメンバーで逃げ切れたのは自信になります」
来年を見すえた戦いはすでに始まっている。最終日も山原らしいアグレッシブな走りで魅せてくれるはずだ。(netkeirin特派員)