今期からA級に降級してしまった小埜正義だが、抜群の安定感を見せている。この地元開催が今14場所目でこれまでオール決勝入り。今回も3着1着で勝ち上がり地元優出を決めた。

　レース後は「俺はスタートを取っただけであとは長田君が全部やってくれました。完璧な走りだったし、踏み出しも強烈だった」と長田を絶賛。

　3番手の宮倉勇が2着に入り、師弟ワンツーが決まった事になるが「師匠との連係は多分10年ぶりくらいでした。昨日は緊張して夜中の3時まで寝られなかった。今日はよく寝られそうです」と安堵の表情。

　決勝は長田龍拳ー小埜正義ー櫻井丈ー宮倉勇の並びで折り合った。前回の平塚でも小埜は長田の番手から優勝している。連続優勝に期待が集まる。(アオケイ・松野記者)