追加参戦の山口伊吹がきっちり決勝へとコマを進めた。初日はまくった上を野本怜菜にまくられて3着。2日目は3車併走のアンコになる場面もありながら冷静に立て直し、直線で伸びて2着と内容もまずまず。

　参加前には「調整はあまりせず、ガッツリ追い込んで練習してきた」とのことで「脚は初日より2日目の方が全然良かったです」と日に日に疲れが抜けて気配は良くなっているようだ。

　決勝は野本と野口諭実可が強敵となるが、一発を秘める山口なら仕掛けひとつで逆転は可能。あとは力を出し切れるかどうかが最大のポイントになる。

「最近は行くべき所で行けなかったりするレースがあるので…。決勝はココって所でしっかり反応したいと思います。(レースが)終わったら(高木)佑真に会う予定なんです。優勝を報告できれば最高だしそうなるように頑張ります！」と言ってほほ笑んだ。

　6月の高知以来となる優勝を手土産に、親友の元へと向かいたいところだ。(netkeirin特派員)