2023/11/12(日) 21:00 0 2
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「サードクォーター・ラウンド25」が13日、初日を迎える。タイムトライアル1位、2位の佐藤幸治と黒瀬浩太郎に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
タイムトライアル1位 佐藤幸治(92期・長崎)10秒260
今シリーズで唯一の優勝実績を誇る佐藤だが、ここ4開催連続では決勝2着、2着、2着、3着と惜敗が続く。「8月に体調を崩して、一緒に腰痛も出てしまって。でも、ようやく最近になって体調が戻ってきました。前走の玉野の最終日も良い感じで捲れました」と体を気持ちも上向きムード。
今回のタイムトライアルでは、普段使用する4.62から4.67にギヤ比を上げた。
「ギヤを上げて良い方に働きましたね。状態も前回よりは確実に良い。あとは競走で取りこぼさないように、しっかりと走りたいと思います。優勝? 気負うことなく自然体で挑めば、結果は付いてくるはず。流れを見ながら、先行も視野に入れて走ろうと考えています」
コンディションも整い、圧巻のスピードで一番時計を記録。2度目の優勝へ好スタートを切った。
タイムトライアル2位 黒瀬浩太郎(123期・広島)10秒408
名門「鹿屋体育大学」出身のルーキー・黒瀬。初参加の前回は逃げて良し、捲って良しの3連勝で決勝に進出し、準優勝。
3か月ぶりの登場に「前回が8月なので、しばらく空いちゃいましたね。初めて走って準優勝は上出来です。楽しかったし、走れる手応えは結構ありました。自転車競技もやっていましたしね。今回はしっかり優勝を狙って頑張ります」と初優勝へ意気込みを見せた。
タイムトライアルでは、前回の記録(10秒384)更新を狙ったが「上板で踏みすぎたし、コース取りも外へ外してしまった。それ以前に落車前の状態に戻し切れていないですね。8月末、調子が上がってきた矢先に落車。良いときに比べると脚が落ちているけど、感覚的には調子は悪くない。10秒1が目標だったので悔しいけど、本番は明日からなので」とレースでの挽回を誓った。