2023/11/09(木) 17:30 0 4
前回の準決勝は7着と数字こそ大きいが、照井力斗を突っ張って踏み合った結果の数字で悲観する内容ではない。
「良い状態は維持できているし、この中10日も練習をしっかりやってきた。先日、平塚で北井さんとも練習させてもらい、引きずり回されました(苦笑い)。いい刺激になった? 刺激しかないですよ」と充実の表情。
ポテンシャルも高いが、志も高い。
「自分もS級で先行して勝てる選手になりたい。課題は全体的な底上げだけど、中でも先行態勢にどうやってもっていくか、そのあたりの組み立てですかね。上で戦うためにも、先行へ持っていくまでのタテ脚をもっと付けないと。北井さんにも「もっとここは踏んだ方が良い」などアドバイスをもらって、勉強になった。今の目標は、1日でも早く師匠(大塚玲)と連係することですね」とビジョンは明確。
121期が7人集結した今シリーズ。「このメンバーで決勝に勝ち上がれたら自信になるはず」と気合十分。初日は同期対決を免れた添田だが、田口裕一と栗田雄矢が付いて南関3車の強力布陣を形成。総力戦で挑む中川繁樹の一発も怖いが、好調ムードの田口がキッチリと援護して両者の逃げ差し争いに期待したい。(アオケイ・八角記者)