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【周防国府杯争奪戦】中四国4車の並びはすんなり決まった?4番手固める松浦悠士「いや、ちょっと…」

2023/11/04(土) 18:15 0 36

玉野競輪場の「周防国府杯争奪戦(GIII)」は4日、3日目を終えた。最終日のS級決勝に出走する松浦悠士に話を聞いた。

ーー準決勝を走り終わった時の疲労感が昨日までとは違うように見えました。

「初日よりも重く感じました」と話した松浦悠士

松浦:(準決は)けっこうキツかったですね。初日よりも重く感じました。前もかかっていたし、ホームで行こうと思っていたけど動けなかった。後ろの2人に申し訳ない。内容としては0点です。ここから年末にかけて、僕がどこまでやれるかを試したい気持ちもあったので、かなり自分でもショックを受けています。

ーー防府記念。松浦選手は毎年、清水裕友選手と参加し、ここまで一緒に戦ってきました。松浦選手にとって防府記念に対する思いを聞かせて下さい。

レース後はいつもより険しい表情に

松浦:この大会の中心は(清水)裕友。今年も裕友が中心になるように考えていきます。僕は裕友が走りやすいようにアシストするのが役目。今日も新山(響平)君を決勝に上げないように倒すのが僕の役目だった。これはお互い助け合ってのことだから。

ーー決勝は犬伏選手、清水選手、取鳥選手と中四国4人ですね。並びはすんなり決まりましたか?

レース後の共同インタビュー中

松浦:いやっ。ちょっと雄吾がゴネていましたよ(笑)。並びは犬伏-雄吾-裕友-僕。僕はみんなに世話になっているから、メンバーが出揃った時点で並ぶのなら僕は4番手と思っていた。もし雄吾が自力でって言っていたら、雄吾-裕友-僕で並んでいた。犬伏君は別になったら中本さんが付いていたかもしれませんね。でも、みんな犬伏に世話になっているし、一人にできない。並ぶのが当然でしょ。僕はもうプレッシャーもない。自分の仕事をやるだけです。プレッシャーを感じているのは雄吾でしょ。今日寝れないんじゃないですか(笑)。僕はぐっすり寝て明日に備えます。

レース前集中する松浦悠士

 それぞれの役割を阿吽の呼吸でやってきた中四国勢。対する村上博幸選手は「えっ並んじゃったんですか? 赤板からえげつないスピードになりそう。怖いなぁ」とつぶやいた。それほど他派からすれば強力な布陣に。S班でもアシスト役に徹することができる結束力を、いざ決勝の舞台で見せつける!(アオケイ・梅田記者)

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