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【周防国府杯争奪戦】高久保雄介「おじさんなのに先行させられて…」

2023/11/03(金) 20:00 0 17

玉野競輪場の「周防国府杯争奪戦(GIII)」は3日、2日目を終えた。6Rで先行逃げ切りの高久保雄介に話を聞いた。

「昨日は上杉、今日は翔さんのおかげ」と話した高久保雄介

 開口一番「おじさんなのに先行させられてしんどかった…」とぼやいた高久保。

九州の新星・後藤大輝が前受けから先行策と思われたが、磯島成介を出させると、打鐘で高久保が上昇。そのまま高久保がホームで巻き返す後藤にしっかりと併せて主導権。マークの稲川翔を振り切って逃げ切り勝ちを決めた。

「叩く時に結構踏まされたので、すぐに流して行かせるよりは、そのスピードのまま先行した方が良いかなと。後ろも冷静に見られていましたね、翔さんの牽制とか。昨日は上杉、今日は翔さんのおかげ。初日よりも収穫のあったレースでした。先行で逃げ切れているし、良い状態と思います」とレースをふり返った。

 マークした稲川も「高久保君とは何回も連係している。作戦というよりも、お互いにやることだけを把握してって感じでした。最後はギリギリで交わそうと思ったけどゴール前の踏み返しがすごかった。思ったより高久保君が強かった」と脱帽の様子。

 準決勝の高久保は初日同様に上杉嘉槻の番手。上杉-高久保-村上博幸で並ぶ近畿トリオは二段駆け可能な構成。上杉は引き出す逃げに徹するだろうし、地元地区の松浦悠士に人気は集中するが、近畿作戦に食指が動く。(アオケイ・八角記者)

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