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【PIST6】伊藤信は同じ出身校、そして同期同級生が集まりテンションが上がる

2023/11/02(木) 19:15 0 8

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「サードクォーター・ラウンド24」が3日、初日を迎える。1次予選Eに出場予定の伊藤信に話を聞いた。

「(同級生の)2人に負けないように頑張りますよ」と話す伊藤信

 PIST6では8月、9月の開催では準決で敗退し連続して優出を外してしまっている伊藤。落ち込んでいるかと思いきや、検車場に現れた時の表情は明るさそのもの。

 伊藤は「今回は順天堂大学の自転車部、そして同期同級生が俺を含めて3人。あとの2人は佐藤佑一戸田洋平です。3人で20年一緒にやってきているけど、同開催で3人が揃ったのはこれが初めて。だからめちゃくちゃテンションが上がってきますよ。ただ、若い頃は、絶対にコイツには負けないっていう意地を出した事はあったけど、今は敵は敵だけど、良き競走相手っていう感じ」と教えてくれた。

 タイムトライアルが終わるとタイムは10秒374。自己ベストの10秒013には及ばなかったが「前回は10秒3台が出ていなかったので、タイム以上に踏み切れている感触があったので良さそう。前回はメーカーは同じだったけど、サイズがLLのデカいサイズの新車フレームにしていたけど、今回は元の物に戻した。それも良かったね」と振り返る。

 伊藤が話している傍らによってきたのは、上記の同級生2人。

戸田洋平(左)と佐藤佑一(中央)と伊藤信

 佐藤は「大学では自分が自転車部のキャプテンで、戸田はサッカー部の推薦から自転車部。そして伊藤はまさかのトレーナーから選手に転身。トレーナー出身のヤツが一番良い時計を出してしまうんだから、たまらない(苦笑)」とツッコミを入れてきた。

 聞けば伊藤は「大学には一般入試で入り、1年の時にトレーナーの勉強がしたくて自転車部のトレーナー。そこから2年生の時に選手になった」と言うことだ。続けて「人生、分からないもんですよね。自転車とサッカーの推薦で入った2人を、一般入試の自分が追い越してしまったんだから。まあ、競走でも2人に負けないように頑張りますよ」。(アオケイ・渡辺記者)

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