取手競輪場の「S水戸カップ・スポニチ杯(FI)」は3日、2日目を迎える。10RのS級準決勝に出走する木村皆斗に話を聞いた。
地元戦で木村皆斗が覇気ある走りを見せた。磯島康祐との2分戦で正攻法からの突っ張り先行。末脚までしっかりで番手の木暮安由を寄せ付けずに逃げ切り勝ち。
レース後は「長い距離を踏んだのでキツかったですね。ただ地元で1勝出来て何よりです」と安堵の表情を見せたが「ただタイムはまだまだ…。脇本雄太さんくらい強くなりたいですね」と求めるレベルは高い。
ただ当地はチャレンジ戦から数えて19戦13勝。地元戦には滅法強いイメージだ。
準決勝は雨谷一樹ー恩田淳平に任される番組で2番駆けも可能な布陣となったが、このデキなら勝ち上がりも十分ありそう。(アオケイ・松野記者)