■長走路はシンプルに先行の番手が有利！前を走る選手が信頼できるかチェック

　僕が車券を購入する時に検討する事項を、参考になるかわかりませんがお話しさせていただければと思います。僕は育ちが大宮ということもあり、ホームバンクの大宮でたくさん今まで車券を買って一喜一憂してきました。

　大宮は直線66.7mと長めなので、勝負圏外でも掴める1着というのに魅了されてきている過去があり、基本、勝負は長走路でレッツゴーします。とはいえ、オーソドックスに先行の番手！が、もちろん優勢になると考えていて、前を走る選手がシッカリしていればそこからの組み立てが中心になります。

■展開同様に大事な選手の近況のデキをチェック

　展開と同時に当たり前ですが、大切になる車券の対象となる選手の近況のデキというのは必ずチェックします。

　例えば「自力型なら逃げきれていなくても別線を捲らせていない」や「捲らせなかった相手は力上位だったかどうか」とか。捲れなかった選手が圏外だったけど大外を迫っていたり、上がりタイムが良ければよしとするし、追い込み屋であれば目標が不発の時に突き抜けまではイカなくても、前に猛追接近していればグッと評価を上げて次走の推奨にします。

　1つ例外なのは先程、番手有利と書かせていただきましたが、マークの決まり手が多くて、タテ脚が劣る選手には手を出さない！という方針は持っています。そういった選手に展開は向くよね？と思っても、これも前述させていただいた通り、3番手に魅力ある選手がいればそこにターゲットは絞るし、それなりに主導権を取る選手が達者ならば逃げきりから狙います。

■伝説の場立ち予想屋の車券術のキーは「タテ脚の有無」

　車券戦術のキーワードはタテ脚の有無ということになります。

　僕の中で戦法問わずお金になる選手、ならない選手という区分けはシッカリしているつもりで、持ち点が低くても、その時々で成績が振るわなくても、元々、備わる脚力というのを重視はします。

　パッと咄嗟に思いついたのですが、例えば森田康嗣(北海道89期)は相手が手強くても関係なく一閃魅せてくれるまくり脚は頼りにしてきて、儲けさせてもらってきました。奥谷広巳(兵庫78期)は今まで大ブレイクの記憶は無いけど、前がギブアップでも伸ばせるし、番手が格上位でも3番手から交わしてしまう場面に救われてきました。

■贔屓目なしでデキの良い選手を狙うのでぜひ予想を見てください！

　僕の車券術を一部披露させていただきましたが、「どういう選手がタテ脚があるんだ!? 狙いなんだ!?」というのは、これを見てもあまりわからないと思います。なので今までの話をもとにさらに僕の予想をウマい車券で買って参考にしてください！

　埼玉の選手の頭からオススメすると『埼玉贔屓』とたまに言われるのですが、全然そういうのはありません。好きな選手から買うというレースはありますが、ただ頑張ってほしい、勝ってほしい、といった私情・感情を込める予想はしてきていないし、これからもしないとお約束させていただきます。