2023/10/27(金) 15:45 0 2
京王閣競輪場のナイター競輪「ゴールドカップレース(GIII)」は28日、初日を迎える。7Rの一次予選で連係する吉田有希と高橋築の2人に話を聞いた。
吉田は前走の親王牌を振り返りながら「初日は7着になってしまい勝ち上がれませんでしたが、相手が強かっただけで良いタイムで先行できていたので翌日からの負け戦では手応えがありましたね」と明かしてくれた。
ただ最終日は平原康多を付け、太田海也を突っ張る競走。稲川翔の先捲り、そして深谷知広に捲られ9着大敗となってしまった。そこに関しては「太田君がいたので、どう組み立てればいいのか迷って眞杉匠さんにアドバイスを求めたんです。そしたら『全ツッパだろう』と言われて、その作戦通りに走った結果。そのアドバイスした眞杉匠さんも自分の後のレースで突っ張っていましたね。自分にああいう作戦を言っただけに、責任を感じて突っ張ったのかも(苦笑)」。
その親王牌後は「中4日は休養0日で、ウエイト練習をメインにみっちりやってきました。体調的には問題ありません。それに、ここの記念は去年も決勝に乗っているので相性も良いバンク。初日は地元の高橋築さんが後ろなので、しっかりアシストする感じでラインで決められれば」と語ってくれた。
マークする高橋築は青森共同通信社杯で落車後の復帰戦が、この地元記念。
「落車後の2週間くらい臀部が痛くて、練習と言うよりケア中心。その後は痛みが引いてからちゃんと練習したのは2週間っていう感じです。自転車も壊してしまいましたが、同じ型の物をもう一台持っていたので、今回はそれを使います。同じ物なので特に違和感はありません。まあ、地元記念なので、弱音は言えないし、しっかり結果を出すだけ。吉田君はいつも気持ちの入ったレースをしてくれるし、1着を取らせてもらったこともあります。しっかり良い初日を迎えたいですね」と最後は笑顔で語ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)