2023/10/25(水) 12:30 0 17
京王閣競輪場のナイター競輪「ゴールドカップレース(GIII)」は28日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
当然と言えば当然だが、脇本雄太は今節も落車負傷により復帰が間に合わなかった。一説によると、小倉競輪祭が間に合うか間に合わないかぐらいの状態だと言う。やはり、肩甲骨の骨折など、簡単に治るものではない。S班は平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎の3名が参戦。
この記念はBOSS(後閑信一)の為にある大会だったが、平原康多も69周年、71周年と2度優勝している。親王牌では本人含め、目標にする眞杉匠、吉田有希もピリッとしなかったが、関東のビッグだし責任感を持って走るのは間違いない。弟分の宿口陽一も、この記念の覇者でもある。優勝したが、平原康多が苦言を呈していたのも、昨日の事のようだ。
ラインの厚みでは福島トリオ。小松崎大地が追加で入り、新田祐大と佐藤慎太郎の結束力は競輪界でも有名だ。
新田祐大は漢字の競輪をやる様になってきてから、かつての爆発力はなくなったが、存在感は光る。超安定感のある佐藤慎太郎は疲れ知らずの鉄人で、46歳のマーカーとは思えない。小松崎大地は、年齢的に、ここ1、2年が勝負だろう。
南関は北井佑季がド先行ぶりを発揮する。眞杉匠との、先行争いは必見だ。番手でアシストするのは同県の松谷秀幸と小原太樹。
九州の選手は地区プロから中1日で親王牌があり、ほぼ全滅の状況だった。山田庸平が出場予定だったが、親王牌での落車もあり負傷欠場。岩谷拓磨、園田匠、小川勇介がどこまで頑張れるか。
最終日は123期生のルーキー企画レースが行われる。A級2班に特別昇班したのは、棚瀬義大、松崎広太、浮島知稀、牧田悠生の4人で、この中から優勝者は出そう。
1、2班戦で優勝しているのは9月の久留米開催で完全Vがある棚瀬義大だけだ。7車立てのレースで、どう並ぶかは、コメントが出てからになる。