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【玉野競輪】今節のレース展望!

2023/10/25(水) 11:45 0 3

玉野競輪広島ドラゴンフライズ賞(FI)」は26日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

小川真太郎

 親王牌直後のFI開催なので、大物は不在。競走得点トップは自在の小川真太郎だし、どこまで信頼して良いか分からない。前走の小田原GIIIを欠場して、2場所前の福井FIも大敗だった。目標がいれば、そこそこのレースをやるが、自分でやった時が問題だ。初日特選も、同県室井健一の前で自力勝負になりそう。

 北日本の先導役は根本哲吏。アグレッシブに攻めるタイプではないが、ツボに嵌まった時のスピードはかなりある。番手は大槻寛徳で3番手が須永優太。3人合わせると、118歳の超ベテランラインだ。

 関東は2班で山田雄大が予選スタートだが、確実にパワーアップ中。宇都宮記念、豊橋記念と決勝に進出して、来年は更なるブレークが期待される。アシスト役は御大の武田豊樹で、前回の取手決勝はジカ付けで競りに行っている。まだ、気持ちは萎えていないし、高みを目指している。他に関東のマーカーは木暮安由恩田淳平杉本正隆河野通孝。特に河野通孝はヨコで売っているが、近況、タテ脚も鋭くなっており買いだ。

 九州は瓜生崇智松岡貴久熊本コンビだが、九州の自力型が手薄。地元は奥村諭志城戸俊潔広島主催の開催だし才迫開には注目したい。

 A級戦は大西貴晃が乗れている。前期のS級も101点持っていたが、今期は6度のV。基本的に捲りになるが、簡単に届くとみたい。番手は九州同士で八尋英輔。この一角を崩すとすれば堀航輝岡部芳幸の北日本ライン。岡部芳幸は、震災直後、岡山を拠点にしており地元意識が強い。特選シードの機動型の小池千啓は追加斡旋だが、安定して決勝に進出。地元は柳谷崇で、最低でも決勝には乗りたい。

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