2021/06/11(金) 07:30 0 0
松山競輪『国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)』は10日、初日を開催。初日の6Rを走り終えた川口聖二に話を聞いた。
初日の川口聖二は本命人気に応えられず捲り不発の3着。検車場に引き揚げてきてからは「体が全く動かない」「力が全く入らない」と終始首を捻っていた。
が、それから30分ほどして再び川口に遭遇すると、いつもの超ハイテンションに戻っており、7Rで負けてヘコんでいる真船圭一郎をねちっこくいじっていた。これには、さすが川口、気持ちの切り替え早いな〜と感心したが、どうやらこの30分の間にいじったのは真船だけではなかったようで、「セッティングもちゃちゃっとやっちゃいました!」と自らの自転車もしっかり手入れした様子。
「ここに来る前にふと思って、サドルのハナとハンドルの高さを上げてみたんですが、どっちもダメダメ。すぐに元の位置に戻しました。戻して、またがってみたら、これ、これ!この感じだよ!って『秒』で馴染んだ。今は実家に帰ってきたな〜ってくらい落ち着きます」と川口らしい表現で説明。続けて、「これなら二次予選は大丈夫。負けたらスライディング土下座しますから」と力強く言い放った。
※ちなみに川口の二次予選は『主役』の町田太我がいる12R。スライディング土下座は、そんなこと1ミリも知らない時の発言だ。2日目のメンバーが発表され、町田の名前を見つけた川口が「おったまげ〜!」と目を丸くしていたのは、ここだけの秘密にしておく。(アオケイ・長谷川記者)