一次予選で9着に敗れ、早くも失意の負け戦回りとなった清水裕友。2日目5Rは俊敏に中団を奪って捲り、2着に6車身差をつける圧勝劇で人気に応えた。

「初手で前じゃなかったので。前だったら後方になってもしょうがないかなと思ったけど、あれなら中団をキープしようと。後ろの状況はわからなくて、とにかく自分のタイミングで仕掛けようと。仕掛けた感じは悪くなかったですね」

　初日の話題になると「もったいなかった。やることなすこと全部、裏くった感じ。全部が中途半端でしたね。脚自体は初日から軽かったのに…。弱気な部分が出てしまったかな。気持ち的には？ はい…、察してください(苦笑)。また明日、あさって頑張ります」。

　賞金面でグランプリ争いを有利に進めているが、今回は大幅な上積みが叶わなかった。1円でも多く積み重ねるために、残り2日間も1着のみを目指した戦いが続く。(netkeirin特派員)