2023/10/16(月) 19:15 1 52
弥彦競輪場の「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は19日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
脇本雄太は、西武園オールスターの落車が完治せず、欠場になってしまったが、その他のS班のメンバーは、フル参戦。残りのGIも親王牌と来月の小倉競輪祭だけになり、グランプリの出場争いも、いよいよ佳境に入ってきた。
すでに暮れのグランプリのキップがあるのは、GIを制した古性優作、山口拳矢、眞杉匠。
賞金で1億円超えの佐藤慎太郎、9000万円の松浦悠士は当確。以下清水裕友、脇本雄太、深谷知広が8000万円近辺で続いている。
まずは初日の日本競輪選手権理事長杯のメンバーは、新田祐大、佐藤慎太郎、守澤太志の北日本ライン。関東は菊池岳仁に雨谷一樹。
あとは、普通に考えて古性優作、松浦悠士、郡司浩平、山口拳矢は単騎戦。
これで大物の自在選手が地区を越えて連係すると、サプライズで、大会自体は盛り上がる。
そのカギを握っているのは松浦悠士で「浩平マークとか、優作マーク」と言って欲しいものだ。5着までに入ると、準決無条件のローズカップに進める。
あとは、眞杉匠に続く、若手の台頭があるかだ。一番可能性を秘めているのは犬伏湧也や嘉永泰斗。彼らは、間違いなく時代を創る男になる。ナショナルチームの中野慎詞、寺崎浩平、太田海也にも注目される。どうあれ、地区の勢いが、今大会も重要になり、地区対抗戦の様相が深い。