2023/10/14(土) 13:45 0 0
準決7Rは123期の新人、山田駿斗マーク。打鐘で山田が内に潜るトリッキーな動きにもありながらも難なくしのぐと、真後ろに入った内山慧大を猛烈にけん制して内山を着外に沈めた。
「山田君が登り口で仕掛けると思い、外に持ち出して準備していたら内に入ったのでビックリ。内山君も降りたし打ち抜き(失格)を心配しながら走っていました(笑)」とヒヤヒヤものだった。
ただ、車間を空けて内山にじわじわとけん制をかける踏み方は、タテ脚があるからできるテクニック。
本人は「北日本は若い自力タイプが少ないから自分の動くケースが多いんです。本当は番手があれば番手を回りたいですけど。こうしていざ番手を回ると、脚をためる技術や、踏み方などまだまだ慣れていないし勉強だなって思います」と慎ましかった。
決勝は東地区では山田と高橋、そして宮内善光がいたが「宮内君は追込選手として格上なので」と、無理に番手を主張することなく単騎で戦う事にした。
「流れもいいし、調子もいい感じなので頑張る」と場の状況において柔軟に動ける万能型を目指し、総力戦を展開する。(netkeirin特派員)