2023/10/13(金) 19:30 0 2
前橋競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII・ミッドナイト)」は14日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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新鋭・安彦統賀のパワー駆けに期待する。師匠はグランプリ覇者の太田真一で、日々、厳しいトレーニングを積んでいる。当地は8月開催で準優勝と動きは悪くなかった。スピードを活かした仕掛けで積極的に駆ける。
番手は地元の鰐淵圭佑。チャレンジ落ちも経験したが、逆にこれが良かった様子。競走得点も90点を超えてキャリアハイの成績。この勢いを大切にして、地元Vを目指す。北日本ラインはS級でも実績あった藤根俊貴に荒澤貴史。
藤根俊貴のデビュー時は徹底先行で強烈であり、S級の頂点を目指せる逸材と言われていた。気持ちの優しさから、伸び悩んだが、まだ20代の若手だ。再ブレークも可能だし、A級ではレースを支配する。荒澤貴史も大崩れがなく安定して走っている。
西ラインはA級2班だが、小西晴己が中心。9月開催の別府で完全優勝し、走る度に強くなっている。その後も大垣ミッド、和歌山モーニングと3場所連続で優勝中だ。番手は脚質を変えつつある同県の下岡将也。
チャレンジは、若手の自力選手が多数参戦し、激しい攻防が予想される。荒川達郎、日吉克実、松本京太、高橋海月がいて、荒川達郎と松本京太のV争い。荒川達郎は在所順位が1位で卒業チャンピオン。特別昇班をできないでいるが、レース内容は悪くない。松本京太も優勝実績があり、師匠の岡村潤共々、深谷知広と一緒に練習をやっている。