2023/10/13(金) 18:15 0 14
小田原競輪「第8回施設整備協賛小田原城下町音頭杯(GIII)」は13日、2日目を開催。S級二次予選を走った宿口陽一に話を聞いた。
初日は自力で動いた宿口。結果は不発だったが、北井佑季を目掛けて捲りにいったスピードは悪くなかった。二次予選は山本勝利をマークした一戦。気合の入った2周駆けに応えて番手から抜け出しを決めた。「作戦通りでした。山本君の強さが光ったレース」と絶賛。
確かに同期の石原颯を完全に封じ、赤板先行でライン決着に導いた山本は立派だった。
「あのペースじゃ石原君も来られない。山本君が全部やってくれましたね。アドバイスしていた通りに走ってくれたし本当に強かった」と終始ベタ褒めだった。
肝心の自身のデキを聞かれると「人の後ろだったけど終始余裕があって周りも見えていた。本当に調子は良いと思う。準決以降も与えられた位置で頑張るだけ。関東みんなで力を合わせて戦っていきたい」
110点を常に超えていた競走得点も今では106点とちょっと物足りなさを感じるが、昨日今日の2日間を見ている限りすぐに点数を戻し、もう1回G戦線に食い込んでいくはずだ。(アオケイ・石濱記者)