閉じる

【奈良競輪・ナイター】今節のレース展望!

2023/10/08(日) 14:15 0 5

奈良競輪「e-shinbun杯・平城朱雀賞(FI・ナイター)」は10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
▶奈良競輪レース情報はこちら

7月の青森以来のFI戦となる浅井康太

 あと2つあるGIの直前の大会だが、ビックネームが集まった。地元・三谷竜生、近畿の総帥とも言える稲川翔、究極の人格者とも言える浅井康太、追加で入ったグランプリ覇者の和田健太郎と、タイトルホルダーであり、現在でも輪界のトップレーサーばかり。地の利ある三谷竜生稲川翔の近畿ラインが主線となる。

 近況の三谷竜生青森共同通信社杯で決勝進出。8着だったが存在感ある走りだった。前走の大宮FIは準優勝と、全盛時に近い雰囲気も醸し出している。盟友・稲川翔のガードで、地元の美酒を味わう。

 浅井康太は7月の青森以来のFI戦。西武園オールスターの準決では失格、共同通信社杯では準決で敗退、期待された地元松阪記念は届かずの4着だったが、色あせてはいない。今節も中部の強い機動型が不在だが、親王牌に向けて、自力でやるメリットもある。浅井康太にマークするのは、中部同士の笠松信幸

 南関ラインも強力布陣。和田健太郎を指令塔に渡邉雄太野口裕史が先導役。和田健太郎の競走内容は良く、これぞ、マーク屋の走りを演じている。野口裕史は思い出の競輪場で単騎だったが、FI初優勝がこのバンクだった。渡邉雄太も、近々タイトルを獲ってもおかしくない。

 関東は武藤龍生が点数を持っているが、目標的には厳しい。九州は野田源一の一発だが、短走路向きの選手ではない。

 A級戦は徳永哲人が絶好調。前期のS級では初優勝も経験。前回の高松は決勝7着だったが、その前の玉野四日市で連続優勝。4場所前の久留米が準優勝、5場所前の玉野が優勝と、S級戦を走らせても勝ち上がるはずだ。捲りも冴えているが、九州で瀬戸晋作と連係する。

 地元は栗山俊介が親方だ。3場所前の松戸で優勝しており、変幻自在に動くようになった。四国は室井蓮太朗山本拳也で攻めて、逃げ切りのワンツーを狙いたい。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票